「最近、新しい患者さんが減っている気がする・・・」
そんな不安を感じたことはありませんか?
スマホが普及した今、ほとんどの患者さんがGoogleマップを使って「近くの歯医者」を探しています。そこで大切なのがMEO(マップエンジン最適化)です。
でも、「時間がないし、後回しにしている」という院長先生も少なくないのではないでしょうか?
実は、MEOを後回しにすることで、競合に大きく差をつけられるリスクがあります。それだけでなく、新規患者を逃してしまったり、口コミが増えずに信頼を失うなど、放置することで問題が積み重なる可能性も。
この記事では、MEOを後回しにすることで起こりうる4つの「まずいこと」と、今すぐ始めるべき理由について、できるだけ具体的にお伝えします。
4つの「まずいこと」
①ネット上で見つけてもらえなくなる
Googleマップの検索結果において上位に表示される医院が、患者さんの目に最初に飛び込むことになります。この上位に表示されるかどうかは、医院の集患に大きな影響を与える要素です。
上位表示されるための条件はさまざまですが、特に重要視されるのが口コミの数と評価です。例えば、口コミが50件以上あり、評価が★4.5以上の医院は、Googleのアルゴリズムによって「信頼性が高い医院」と判断され、検索結果で目立つ位置に表示される傾向があります。
一方で、口コミが少なかったり評価が低い医院はどうなるでしょうか?
実際には、患者さんの目にすら触れることがありません。検索結果の下位に埋もれてしまい、存在そのものが見過ごされてしまうのです。これでは、どんなに良い治療を提供していても、新規患者を獲得することは難しくなります。
さらに重要なのは、スマートフォンでの検索の特性です。
多くの人は、検索結果をじっくりとスクロールすることなく、最初に表示される上位3〜5件の医院から選ぶ傾向があります。
例えば、こんなケースを想像してみてください。
- A医院:「口コミが75件で評価4.7」
- B医院:「口コミが12件で評価4.0」
- C医院:「口コミが3件で評価3.5」
患者さんは、特に迷うことなくA医院を選ぶでしょう。なぜなら、口コミの数と評価は、患者さんにとって医院選びの信頼性の指標になるからです。B医院やC医院は、存在に気づかれることすら難しい状況に追い込まれます。
また、「見つけてもらえない」ことのリスクは、新規患者の集患だけにとどまりません。既存患者も、Googleマップで医院を検索することがあります。その際に医院が検索結果の下位に表示されていると、「ここで大丈夫かな?」と不安を感じ、他院を検討するきっかけになる可能性すらあります。
②患者さんに「信頼されない」印象を与える
患者さんが初めて歯科医院を選ぶ際、Googleマップの口コミはその医院の「評判」や「信頼性」を判断するための重要な手がかりとなります。
口コミが多く、評価が高ければ、それだけで安心感を持って予約に進む人が多いでしょう。反対に、口コミが少ない、あるいは最新の投稿が数年前のもので止まっている場合、次のような疑問や不安を抱かれる可能性があります。
- 「この医院は利用者が少ないのかな?」
- 「評判が悪いから口コミが増えないのでは?」
- 「治療やスタッフの対応が良くないのかもしれない……」
患者さんは、医院の雰囲気や先生の対応を口コミから想像します。それがポジティブなものであれば「この医院に行ってみよう!」と思いますが、ネガティブな想像を抱かせてしまうと、予約をためらい、競合医院に流れてしまうことになります。
近年、口コミは「第三者の客観的な意見」として大きな影響を与えるようになっています。特に医療分野では、患者さんが「専門性」や「実績」を直接判断するのが難しいため、他の患者の体験談が重要視される傾向があります。
③競合医院に遅れを取る
MEO(マップエンジン最適化)は、競争が激しいエリアでの歯科医院にとって、非常に重要な集患戦略です。
もし、あなたのエリアで競合医院が先にMEO対策を始めた場合、早い段階でGoogleマップ上の上位(5位以内)に入り込む可能性が高くなります。
一方で、MEOを後回しにしている医院は、検索順位が低いまま取り残され、患者の目に触れる機会を失い続けてしまうのです。
一度遅れを取ると追いつくのが難しくなる
MEO対策を始めてから結果が出るまでには、通常3〜6ヶ月程度かかると言われています。もし競合がすでに対策を始めて3ヶ月以上経過している場合、その差を埋めるには同等の時間が必要です。その間、競合はさらに先へ進んでいるため、差を完全に埋めるのは難しくなります。
その差を埋めるためには、競合よりも多くの労力やコストを掛ける必要が出てきます。
また、急に口コミが増えている医院に対して、見込み患者さんは、何かやっていると感じ取り、怪しく思うことがあります。
④長期的な集患に影響が出る
口コミや検索順位は、短期的な結果だけでなく、長期的な医院経営に直結する重要な資産です。
特にMEOは、一度結果が出れば、その効果を長く享受できる特徴があります。しかし、もし今何も始めなければ、数年後に振り返ったとき、「あのとき動いていれば、今もっと楽に集患できていたのに……」と後悔する可能性が高いです。
口コミは積み上げる資産
口コミは、患者からの信頼の証であり、Googleマップ上での集患力を高める永続的な資産です。一度投稿された口コミは長期間にわたり閲覧されるため、新規患者の医院選びに影響を与え続けます。
口コミが多い医院は、「この医院には多くの人が通っている=人気がある」と判断されやすくなります。口コミが増えれば増えるほど、患者にとっての安心感や信頼感が強まり、選ばれる確率が上がります。
また、口コミは時間が経つほどその価値が上がっていきます。
例えば、ある患者が「丁寧な治療で安心できた」と口コミを投稿したとします。この投稿は、数ヶ月後、数年後の新しい患者にも参考にされます。しかし、投稿が少ない、もしくは古い口コミしかない場合、「最近はどうなんだろう?」という疑念を抱かれる可能性が高まります。つまり、今から積み重ねる口コミが、未来の集患を支える土台になるのです。
MEO対策、実はそこまで難しくない
「何から手をつければいいんだろう」と思っている先生、MEO対策は基本を抑えるだけで少しずつ結果が出るようになります。
Googleビジネスプロフィールを整える
まずは、Googleに登録されている情報を確認しましょう。住所や電話番号、診療時間が間違っていないか? 写真が最新のものか? 診療内容がわかりやすく記載されているか? こういった細かなところから手をつけてみましょう。
口コミを集める仕組みを作る
診療後に、「ぜひ口コミをお願いします」と伝えるのは気が引けるかもしれません。でも、QRコード付きのカードを手渡しするだけで、スムーズにいきます。
「スマホで簡単に投稿できますよ」と一言添えるだけで、多くの患者さんが協力してくれるようになります。
口コミの集め方についてはこちらの記事を参照ください。
定期的に情報を更新する
Googleビジネスプロフィールに、院内のことや取り組みを投稿するようにしました。「○○の治療について」や「スタッフ紹介」といった内容を掲載するだけで、検索順位が少しずつ上がっていきます。
MEO対策についてもっと知りたい方は下記の記事を参照ください。
「忙しい」は言い訳?まずは小さな一歩から
「時間がない」「忙しい」を理由にMEO対策を後回しにすることで、新規患者を逃し、競合との差が広がるリスクがあります。
まずは、Googleビジネスプロフィールを確認してみてください。きっと「ここから始めればいいんだ」と思えるヒントが見つかるはずです。
すぐに取り組みたいという方へ
MEOサービスである「デンタル・ポジション・プロ」では、スタッフに口コミを集めてもらうための仕組みや、最新情報投稿を自動化するインスタ連携など、豊富な機能とサービスが揃っています。また、競合医院とのエリア順位比較もできます。
自分でどうやったらいいのかわからない、取り組む時間がないという方へオススメです。
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